前立腺肥大症や神経因性膀胱などにより尿閉をきたす場合には、高温度治療や手術と言った積極的な治療方法が必要と思われます。
尿閉は従来、留置カテーテルを挿入して治療していました。しかし留置カテーテルの挿入は苦痛を伴う為、最近では自分自身で導尿をする間歇的自己導尿法が主流となっております。
これは特殊なカテーテルを用いて自分で一日数回導尿する方法です。これにより毎回残尿の測定が出来ますが、内服療法を継続しているのにもかかわらず、残尿が100㏄を超える場合には先にも言った積極的な治療が必要となるでしょう。
残尿は以前は排尿後に実際にカテーテルをいれて測定していました。しかしやはりこれも苦痛を伴うために、最近では腹部エコーにより、概算値を簡易的に測定するようになり、まったく苦痛がなくなりました。