前立腺ガンに限らずガンの確定診断は、組織診断によらなければなりません。
例えば胃ガンの場合は胃カメラの検査中に組織を採取すればいいのですが、前立腺の場合は肛門から針を直腸に通して前立腺の組織を採取します。
最近前立腺の生検用の特殊な針が開発され、実際に針を刺している時間は数秒ですが、直腸粘膜に針を通すため、術後の細菌感染には充分な注意が必要です。処置そのものは10~20分で済みますが2~3日入院する施設が多いようです。
ただし、PSAが高ければ即ガンというわけでなくPSAが5ng/mlで2~3%、PSAが10ng/mlで10~20%のガン発見率です。
PSAが5~10の間でも時間と共にその数値が上昇する場合や、直腸診や腹部エコー検査で何らかの異常がみられた場合は、針生検術による確定診断が必要です。
針生検術は十分注意して行うことが大切です。以前は入院せずに行っていた施設が多いようですが、安全のために最近では入院を勧める施設が多いようです。
それでも2日の入院予定が発熱のために一週間に伸びることもしばしばです。