前立腺肥大症の治療でEDが出る場合

前立腺肥大症の治療で、性機能に悪影響を及ぼす場合があります。

まずよく使用するホルモン剤(プロスタール、パIセリンなど)は、自分自身の男性ホルモンの値を低下させ、文献上では数パーセント(実際にはもう少し多い)の男性機能不全が生じると書かれています。

また前立腺の内視鏡手術を行うと、ほぼ100%逆行性射精(射精ができず膀胱内に精液が出てしまう)がおこり、そのためにEDも生じる場合もあります。


しかしα1ブロッカー(ハルナール)や高温度治療法は性機能に対する影響はないとされており、また漢方薬(八味地黄丸や牛車腎気丸)は前立腺肥大症とEDの両方に効果があるとされています。


今後は排尿状態だけでなく、性機能も考えた前立腺肥大症の治療が望まれます。

昔は排尿状態がよくなれば性機能は二の次といった風潮が泌尿器科の中にもありましたが、中高年の生活の質を上げる意味では生涯の性生活をも考慮した治療が必要になってくる時代となりました。






 

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