尿の臭いや色の異変で病気をチェック!ガン、糖尿病、結石を早期に発見するために
尿には、体中のたんぱく質などの物質が多量に含まれています。その化学物質の数は500種類以上だとも言われます。そして、尿中に含まれるそれら物質を調べれば、人体の健康状態を知ることができ、様々な病気を発見することができます。
例えば、尿に含まれているビリルビンやウロビリノーゲンからは、急性肝炎やアルコール性肝炎、脂肪肝などの肝臓病を見つけることが可能です。
また、胆石症、尿糖やケトン体などからは、糖尿病などの代謝性疾患を発見できます。さらに、尿蛋白や尿潜血(尿に血液が混ざる)からは慢性腎炎、ネフローゼ症候群などの腎臓病が発見できるのです。
また、最近は、尿で判定する妊娠検査器を薬局で簡単に購入できるようになりましたが、このように尿から妊娠の有無を判定することも簡単です。
さらに尿を顕微鏡で見ると、膀胱炎や腎孟炎、前立腺炎などの尿路感染症や腎臓、膀胱などの尿の流れ道に存在するがんの早期発見も可能です。
このように、尿は体の状態を見事に映し出す鏡といえます。ですから、尿の検査でほぼ体全体の状態がわかるといってもいいでしょう。しかも血液検査と違い、全く痛みのない検査であることも大きな特長です。
健康状態が気になる方は、まずは自分の尿を医療機関で定期的に調べてみましょう。